死体は今日も泣いている 日本の「死因」はウソだらけ (光文社新書) [ 岩瀬博太郎 ]

   

日本の「死因」はウソだらけ 光文社新書 岩瀬博太郎 光文社シタイ ワ キョウ モ ナイテイル イワセ,ヒロタロウ 発行年月:2014年12月11日 予約締切日:2014年12月08日 ページ数:214p サイズ:新書 ISBN:9784334038335 岩瀬博太郎(イワセヒロタロウ) 1967年千葉県生まれ。

千葉大学大学院教授、解剖医。

東京大学医学部卒業、同大学法医学教室を経て2003年より現職。

14年より東京大学法医学講座も兼務。

日本法医学会理事。

内閣府「死因究明等推進計画検討会」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 検死はこうして行われる(法医学者は何を見ているのか/死体が教えてくれること/あっさりと下された「病死」診断が招いた、連続殺人ー首都圏連続不審死・婚活詐欺(木嶋佳苗)事件)/第2章 死因は誰が決めるのか(「検死」と「検視」はどう違う?/1枚の書類が死因を変える)/第3章 あぶなすぎる検死・検視の現状(「とりあえず心不全にしてしまえ」ー21人の死者を生んだパロマガス湯沸かし器事件/CTだけでは出血源を判断できず、外傷を見逃すー肝臓がん破裂の「病死」にされた男性/アザだらけの遺体は、「通常の稽古で亡くなった」もの?ー時津風部屋力士暴行死事件)/第4章 先進諸国があきれる日本の死因究明制度(日本の死因究明システムは“ガラパゴス”/先進諸国はこんなにすごい)/第5章 情報開示と遺族感情をめぐる課題(死者の尊厳と遺族の気持ちの問題/犯罪や冤罪の見逃しの問題/被災地での身元確認、そして) 病死に見えて事故死かもしれない。

自殺に見せかけた他殺かもしれない。

急増する危険ドラッグや過労が原因の死かもしれない。

それなのに日本では、犯罪性が疑われる多くの死体が、解剖されることなく荼毘に付されている。

ずさんな検視による犯罪見逃しや冤罪も後を絶たない。

また、まかり通る「死因のウソ」は、私たち生きている人間に悪影響を及ぼす。

伝染病の発見が遅れ、虐待も見逃され、補償金や生命保険料の支払額にも誤りが生じるー。

解剖、CT検査、DNA鑑定、組織鑑定など法医学者の仕事に迫りつつ、知られざる社会問題をあぶり出す 本 美容・暮らし・健康・料理 健康 家庭の医学 新書 美容・暮らし・健康・料理 新書 科学・医学・技術

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